電車DEもずふるマルシェ at 大阪阿部野橋駅

主催:百舌鳥・古市古墳群世界文化遺産登録推進本部会議

2013年12月7日(土)

羽曳野市商工会(地域活性化事業)
 

(百舌鳥・古市古墳群)

○「百舌鳥・古市古墳群」って、どこにあるの?

 百舌鳥・古市古墳群は、「百舌鳥古墳群」(堺市堺区・北区・西区周辺)と「古市古墳群」(羽曳野市・藤井寺市)で構成しています。
 よく知られている古墳として「百舌鳥古墳群」には、日本最大の占有面積を誇る大仙陵(ダイセンリョウ)古墳(仁徳天皇陵古墳・堺市堺区大仙町)があります。
 「古市古墳群」には占有面積では2番目ですが、日本最大の容積を誇る誉田御廟山(コンダゴビョウヤマ)古墳(応神天皇陵古墳・羽曳野市誉田)があります。
 4〜6世紀頃に築造され、現在89基の古墳が残っています。そのうち、墳丘長200m以上の古墳は11基を数え、巨大な前方後円墳が集中しているところは他にはありません。

○「百舌鳥」の読み方は「もず」 何で?

 漢字で三文字ですが、読み仮名は「もず」と二文字です。百舌鳥は大阪府と堺市の鳥で、色々な鳥の鳴き真似が上手なので、百の舌の鳥と書くようになりました。

○「百舌鳥・古市古墳群」は世界文化遺産登録を目指しています。

 平成22年11月に世界遺産暫定一覧表に記載されました。世界遺産登録候補となったわけで、世界文化遺産の登録実現に向けて取組んでいます。遺産登録の実現までには、色々な課題や問題等も解決していかなければなりません。

(大阪阿部野橋駅 4番ホーム)

 平成25年12月7日(土)
 朝から天気もよく、イベント開催日和となりました。近鉄南大阪線河内天美車輌基地で、4両編成の臨時列車の中では早朝よりマルシェの準備が行われました。

 9時45分頃、通常ダイヤの間をぬって、4両編成の臨時編成列車が『大阪阿部野橋駅 4番ホーム』に入線し、これからマルシェ開催時間(10:00〜15:30)の間占有する。入線と同時に、『電車DEもずふるマルシェ』のヘッドマークが取り付けられ、1両目から3両目までの各ドアには『百舌鳥・古市古墳群』の幟が結ばれた。
 
特別編成車輌
 
大地の恵

はっぴいおかん
  10時からマルシェとして販売が開始され、各販売ブースには乗降客を含め一般の入場者の方々が徐々に集まり始めました。
 一両目には、『大地の恵』・『はっぴいおかん』の展示・販売ブースがあり、商品説明をされていました。
 電車入線時には、移動中にも関わらず見学される方やお買い上げの方々が集中されます。
 入線待ちや発車待ちの間は比較的空いていて、説明や商品紹介等はゆっくり行なえました。
 二両目には、『すみくら』・『つづみ食品』の展示・販売ブースがあり、各々羽曳野市特産の"いちじく”を使用したリキュールやソースの説明をされていました。
 
すみくら
 
つづみ食品
 
商工会@
 
商工会A
  ときたま、何時もの列車編成と違い発車ホームが違うので、慌ててホーム移動をされている方も数名おられました。
 三両目には、『羽曳野市商工会』の展示・販売ブースがあり、職員が商品説明を担当していました。
   駅構内各所や車内放送で、ポスター掲示や事前案内がされていたので、写真を撮りに来られている方々も多数見受けられました。

 各車輌の販売ブースは、藤井寺市・羽曳野市・富田林市・河内長野市・大阪狭山市にある、商工会や地元企業が多数参加しており、マルシェ終了時間(15:30)を待たずして完売し、片付ける事を余儀なくされたというブースも見受けられ、好評のうちに『電車DEもずふるマルシェ』は終了いたしました。
 
羽曳野市のゆるキャラ“つぶたん”